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フッ素塗布とは？
フッ素は地中や海、山、川、全ての動植物など、自然界に広く分布する自然元素の1つです。毎日の食事により日常的に身体に取りこまれており、適量を守れば危険なものではありません。歯質を強化する効果が最も高く、世界各国で虫歯予防に活用されています。
フッ素塗布は、高濃度のフッ素を歯の表面に直接塗布し、歯質を強化する施術です。乳歯が生えていれば、まだ幼いお子様にも受けていただけます。
フッ素塗布の頻度は？
フッ素塗布の効果は約3ヶ月程度持続するため、それ以上の期間があかないよう定期的に歯科医院を受診しましょう。
フッ素塗布は、歯質の強化・歯の再石灰化を促す効果的な予防歯科メニューであり、子どもから大人まで年齢を問わず受けられます。特に生えたばかりの乳歯・永久歯は虫歯になりやすいため、該当期間のお子様はぜひ受診をご検討ください。
フッ素塗布の効果は？
フッ素塗布には、大きく以下の3つのメリットがあります。
1、歯質を強化し、虫歯菌の酸で溶けにくい状態を作ります
2、食後に溶け出すミネラル成分を歯に戻し（再石灰化）、虫歯の始まりを修復します
3、虫歯菌の働きを弱め、生産する酸を減らします
フッ素塗布は、歯が生え始めたばかりの赤ちゃんから大人まで、幅広い年代の虫歯予防に効果があります。
乳幼児の場合
乳歯は永久歯より表面の硬い層（エナメル質）が薄く、さらに奥歯の溝も深いため、虫歯になりやすい性質を持っています。フッ素塗布を受ければ、そうした弱い乳歯を効率的に保護できます。
子供の場合
永久歯が生えてから2～3年間も、表面（エナメル質）が固まりきっておらず、虫歯になりやすい状態が続きます。この期間は特に、定期的なフッ素塗布の効果が見込めます。
大人の場合
加齢や歯周病により歯茎が下がると、本来は露出しないセメント質・象牙質が表出し、その部分の虫歯のリスクが高まります。定期的なフッ素塗布で虫歯を予防し、歯を長く残せるようにしましょう。
当院では、自宅で簡単に行える「フッ素洗口」もおすすめしています。