フッ素は自然界に広く分布している自然元素の1つで、地中はもとより海、山、川、そしてすべての動植物などに存在しています。毎日の食事を通じて私たちのカラダに接種されているものであり、歯質を強化する効力が最も高いことから、世界各国でむし歯予防に利用されています。
この、高濃度のフッ素を歯面に直接塗布し、歯質を強化します。乳歯が生えれば開始できますので、お子様のむし歯予防にも適しています。
フッ素の動き
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フッ素の動き
ミネラル沈着を促進し、歯の再石灰化が行なわれる
歯質強化により歯を酸から守る
むし歯予防に効果的
酸の生成を抑制フッ化物応用の種類
フッ化物応用法は大きく分けて、「全身応用」と「局所応用」があります。
・全身応用:フッ化物を直接飲み込んで体内に取り込む方法
・局所応用:フッ化物を直接歯に作用させる方法フッ化物応用(局所応用)の種類によって効果は違う!
フッ化物の種類や使い方によって効果はことなりますが、どの方法でも早くはじめて長く続けることが大切です。またいくつかのフッ化物応用を併用することで大きな予防効果が期待できます。
永久歯のむし歯予防効果
・フッ化物洗口 50%~80%
・フッ化物歯面塗布 30%~40%
・フッ化物入り歯磨き剤 20%~30%フッ素洗口
フッ素ナトリウム含有の溶液で口をゆすぎます。抵抗力のある歯へと導き、むし歯を予防します。
特にお子様(4歳頃)のときから開始するとその効果も大きいといわれています。(大人の方でも適しています。)